スコットランドの巨大海鳥コロニーを訪ねる(現地:2024.6.23〜29)
〜 ボート・海中ダイブ・陸上から海鳥の真の姿に迫る 〜
英国スコットランドに、知られざる巨大海鳥繁殖地を発見しました。ロンドンヒースロー空港から約3時間で到着するインバネスでレンタカーに乗り換え、そこから陸路3時間半で私が訪れたダイブショップに到着します。そこは小さな港町で、町外れにダイブショップが所有する一軒家のロッジ(ツインルーム4部屋)があって、週単位でダイバーグループが借りて、ボートを使ったスキューバダイビングを楽しめる仕組みになっています。私は2024年6月23日(日)から29日(土)の週を予約しました。一週間の拠点となるロッジではみんなで自炊生活をし、食料はインバネスの町で調達します。
私が2023年7月にここを訪れることができたのは、先約のイギリス人グループに2名の空きがあったからで、私と友人を快く受け入れてもらいました。ダイブスポットが多数あるため、海鳥ポイントへの潜水は2回という条件で、私は潜水機材をこの地まで運んでやって来ました。しかし、海の状況が悪く海鳥と潜れたのは1度だけ。潜水しない日は海鳥の島に渡って、陸から素晴らしい海鳥撮影を楽しみました。という訳でリベンジするため、2024年は現地でベストシーズンと聞いた6月に海鳥の水中撮影に再度挑戦します。
今度は私たちがダイビングボートを自由に動かせるので、海が静かな日は海鳥繁殖地の海に何度もトライし、頭上から潜水してくるウミガラスやオオハシウミガラスと戯れたいと思います。ダイビングしない人は、ボート上から海鳥観察や撮影を楽しんでいただきます。これも、ここでは海鳥を海から観察する方法が他にないため、特別なウォッチングとなります。
海が荒れて海鳥繁殖地へ行けない日は、ボートを他のポイントへ走らせてダイビングをすることが可能です。一方で、車で45分走れば海鳥の島へ運んでくれるボートがあり、島へ上陸しての海鳥観察が可能です。こちらもとても素晴らしいですよ!
このように、天候などの状況に合わせて、海鳥などスコットランドの大自然を満喫できる一週間です。最大8名と人数枠があるので、早めの検討をお勧めします。(2023年8月 寺沢孝毅)
ツアー主催(旅行代理店)、日程の詳細、ツアー代金等については、人数が5〜6名になった時点または年内に決定します。
※このツアーは、2023年の現地訪問の実績を元に計画しました。旅行代金の目安は、現地滞在費が約20万円(宿泊・ボート・ダイビング・タンクなど潜水機材のリース)で、他にレンタカー、自炊食料費、飛行機代、場合によってロンドンの宿泊費等がかかります。なお、旅行代金は為替レート変動の影響を受けます。
参加をご検討の方は、寺沢孝毅までご一報下さい。さらに具体的情報をお知らせします。お待ちしております。
ダイバーの方へ 水中機材を楽に持ち運ぶには…
2023年に寺沢孝毅が現地を訪ねた際、タンク、ウエイト類を除くダイビング機材は大きめのスーツケース1個にまとめて、現地まで持ち込みました。撮影機材を含めてちょうど23kgで、うまい具合に一つの荷物にまとまりました。その他に、衣類などをまとめたソフトケース1個、機内に持ち込んだ陸の撮影機材を詰めたザック、これら合計3個に荷物をまとめました。
行きは、羽田を深夜出発するJAL機を利用し、旭川から最終目的地インバネスまでJALで通してチケット購入したので、旭川で預けた2個の荷物はインバネスまで預けっぱなしでよく、とても楽でした。帰りは、ロンドンヒースロー空港、羽田空港で、預けた荷物を一旦受け取って預け直す必要がありました。
こうした事情は選択する航空会社、乗り継ぎ便の都合によるので、航空運賃なども合わせてよく検討しましょう。
海鳥撮影をはじめて40年越しの念願
1982年、天売島で海鳥の撮影を開始した寺沢孝毅。その重要な生活圏のひとつである海中撮影に挑むため、スキューバダイビングのライセンスや潜水士国家資格を取得した。そして、偶然探し当てたのがスコットランドのダイブショップ。海中を羽ばたき飛翔する海鳥のYouTube動画が手がかりとなり、その1年後には現地の海中で水中カメラを握っていた。
旅行代金について
旅行手配は旅行業者に依頼する予定です。代金の確定は少々お待ちください。
旅行代金に含むもの:ダイブロッジ7泊&ボート6日間(ダイビング含む)、ロッジでの食費、レンタカー代、航空運賃
上記に含まれないもの:潜水機材レンタル料(タンクほか)、島へのボート代、個人的な飲食代
ダイビングをしない場合でも料金は変わりませんのでご了承ください。現地精算は、£(英国ポンド)払いとなるため、為替相場の変動により料金が変わりますのでご了承ください。
企画者 自然写真家・寺沢孝毅
北海道生まれ。天売島在住、自然写真家。96年6〜8月の北千島をはじめ、サハリン、ベーリング海、北極海、亜南極海などの自然と歴史を取材。「北千島の自然誌」「海中を飛ぶ鳥 海鳥の暮らし」「北極 いのちの物語」など著書多数。ウミガラス保護で日本鳥類保護連盟会長賞受賞。守りたい生命(いのち)プロジェクト有限責任事業組合代表。
乗継が便利なJAL国際線で組んだ「仮日程」です!
利用航空会社は決定していません。飛行機の運航時刻は今後変わる可能性がありますのでご注意ください。
スコットランドの巨大海鳥コロニーを訪ねる! |
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日 付 |
場 所 |
時刻 |
交通機関 |
適 用 |
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1 |
6月22日 |
各地方空港 |
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航空機 |
各々に応じて旭川、新千歳、その他空港から移動。 |
2 |
6月23日 |
羽田空港 |
01:55 |
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空路、ロンドン ヒースロー空港へ。 |
3 |
6月24日 |
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ダイビングボート |
Dive KLB のダイビングボート(9:00出航)で、海鳥繁殖地周辺でダイビングまたは海鳥観察。ダイビングは午前1本、午後1本。海鳥繁殖地周辺の海況が悪い場合は、他のポイントでダイビング。 |
9 |
6月30日 |
キンロック・バービー |
06:00 |
レンタカー |
ダイブロッジを 6:00に出発して10:00にインバネス空港着。 |
10 |
7月1日 |
羽田空港 |
15:15 |
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着後、必要に応じてそれぞれの乗継便にて移動。 |
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